2024年04月15日

催事とイベントの違いは?それぞれのメリットや注意点を解説

催事とイベントは、どのような違いがあるのでしょうか。似たような意味で使われることが多い2つの違いについて探ってみました。それぞれの意味や違いを説明し、メリットや注意点も紹介します。催事やイベントを運営する予定のある方は、参考にしてください。それぞれの意味や違いをおさえておくと、今後運営に関わることがあっても大丈夫です。

1. 催事とイベントの意味における違い

催事とイベントの意味における違いについて説明します。まずは催事とイベント、それぞれの意味を別々に取り上げます。そして催事とイベントにどのような違いがあるか、わかりやすく解説しましょう。似たような意味の催事とイベントの意味を正しく理解しておくと運営側や参加する側、どちらになっても役立つはずです。

1-1. 催事とは特別な催し

催事は特別な催しを意味します。大事なのは特別感があるか否かです。その他に、不定期で開催される催しも催事と考えられます。

たとえば、以下のような催しが催事です。
・デビュー20周年記念コンサート
・○○デパート北海道フェア
・野球チームの優勝記念セール
・新作ウェディングドレスの発表会
これらは特別に行われる催しで、不定期に開催されるため催事の一種になります。

1-2. イベントとは

イベントは催し全体を指す言葉です。特別に行う催事や毎年恒例で行う催し、どちらもイベントと称されます。イベント独特の意味も存在します。たとえば、格闘技大会の最後の試合を「メインイベント」というように、スポーツ大会の1試合のことを表現する場合です。イベントの使い方の例を挙げてみましょう。

・毎年行われるピアノ教室のクリスマス会
・学校の入学式や卒業式
・地域のお祭りや学校のバザー
・運動会
・遠足

1-3. 催事とイベントの違い

上記で説明しましたように、催事とイベントは違いもありますが共通点もあります。催事は定期的に行われない催しや特別に行われる催し、イベントは催し全体を意味する言葉です。つまり、催事もイベントの一つと考えられます。学校で行われる催事もイベントです。たとえばPTA主催の講演会、学校主催の音楽会などが挙げられます。

2. 催事やイベントのメリットには違いがない

催事とイベントのメリットは違いがありません。ここでは3つの共通するメリットについて、取り上げてみました。

・交流が生まれる
・儲けになる
・知名度が上がる

催事やイベントを行う際は、どのようなメリットがあるかよく考えてから行うことが大事です。

2-1. 交流が生まれる

たとえば会社で催事やイベントを行うと、お互いに協力し合うようになるので、社員間での交流が生まれます。交流が生まれればコミュニケーションが活発になり、職場の雰囲気も良くなり、今後の仕事にも良い影響があるはずです。今まで話をしたことのなかった人の意見を聞き、新たな発見が生まれたというケースは多いものです。

2-2. 儲けになる

デパートやスーパーでのイベントの一つになる催事の目的は儲けです。たとえば期間限定○○記念セールや日本全国駅弁大会など、人を呼ぶイベントや催しは大きな儲けが期待できます。こうしたイベントや催事では、目標額を決めることが多いものです。とくに話題を呼ぶようなイベントの場合は、目標額より上回る儲けが期待できます。

2-3. 知名度が上がる

大きなイベントや催事によって、主催した会社の知名度が上がることもメリットです。〇×会社主催の有名人によるコンサートやディナーショーなどがあれば、会社の知名度も上がります。少なくとも有名人のファンにとっては、大きなイベントを催せる会社というプラスの印象が残るでしょう。有名人であればあるほどファンが多いので、イベントを主催する会社の知名度が上がるはずです。

3. 催事とイベントの注意点にも違いはない

催事とイベントに違いはありません。注意点に関しても同じです。催事がイベントに含まれるため、注意点はどちらにも言えることだからです。以下の2点を取り上げます。

・計画をしっかり立てる
・ターゲットを絞ることが大事

これらの注意点を良く把握しておくと、催事やイベントの際に役立ちます。

3-1. 計画をしっかり立てる

催事のようなイベントを考える際は、計画をしっかり立てるようにしましょう。仮に計画の段階で失敗してしまうと予算オーバーになる可能性が高いものです。予算は大事なので、計画段階でどのくらいの費用が必要か余裕をもって計算しておきましょう。会計係を決める、計画書と報告書を作成するなど工夫が必要です。

3-2. ターゲットを絞ることが大事

イベントや催事を行う際はターゲットを絞りたいものです。ターゲットが絞れていないと、集客にも影響を及ぼします。きちんとターゲットを絞ったイベントであれば、集客につながります。スーパーで大晦日セールを行う場合は、普段スーパーを利用する人に宣伝しましょう。買い物の際にレジでチラシを渡せば、セールの日に来てもらえる可能性が高いのではないでしょうか。

4. まとめ

催事とイベントの違いは、特別であるか否かです。しかし、イベント自体がすべての催しを意味するので、催事もイベントの一つと考えられます。催事とイベントのメリットや注意点は共通です。主催側の交流が生まれる、儲けになるなどのメリットが挙げられます。ただし、計画やターゲットにおいての注意点もあります。

「有限会社 フリースタイル」は、皆様が行う催事やイベントをお手伝いする会社です。出店場所や出店者をお探しの場合は、ご相談ください。イベントマッチングやキッチンカーの手配、キッズアミューズメントなど皆様のご希望に応じたお手伝いをいたします。初めてのイベントや催事を行う際は、不安を感じるものです。どのような些細なことでも、お電話やメールなどでご相談頂ければ幸いです。